| サービス種別 | 放課後等デイサービス |
|---|---|
| 年齢・学年 | 11歳 |
| 利用者及び家族の意向 | 相手の気持ちがわかりにくい。授業中気になることがあると立ち歩いてしまう。ルールが守れない。人がルールを守らないと怒る。やりたいことは一生懸命出来る。 多動性、衝動性、注意力のコントロールができない。「適当に」が苦手。 |
| 児童の特徴 | 北山蓮さんの発達検査の結果からまとめると、以下のようになります。 得意なこと 興味のあることに意欲的に挑戦すること 「やってみたい」という気持ちが強く、自分から積極的に取り組むことができます。 経験を通して学ぶこと 繰り返し経験したことはしっかり身につきます。実際に見たり体験したりすることで理解が深まります。 視覚的な情報から理解すること 実物や絵を見ながら進める課題は理解しやすい様子です。 手先を使う活動への集中 手先を使う課題では体の動きを止め、集中して取り組めます。 喜びを周囲と共有すること 「できた」と嬉しそうに伝えるなど、自分の達成感を人と共有しようとする姿が見られます。 苦手なこと 言葉だけの指示を覚えること 聞いただけでは内容が入りにくく、指示を忘れてしまうことがあります。 注意を持続させること 目の前の刺激に反応しやすく、注意がそれやすい傾向があります。 衝動のコントロール 興味のあるものがあると体が先に動きやすく、すぐ触る、動き出す、友達にちょっかいを出す場面があります。 力加減の調整 模写では筆圧が強すぎて芯が折れたり、線が曲がったりする様子が見られます。 言葉の表現 知っている決まり文句で返答することがあり、状況に合った言葉を使うことがまだ難しい場面があります。 今後の課題 言葉の理解を深めること 短く分かりやすい指示と視覚的な手掛かりを活用しながら、聞いた内容を理解する力を育てていくこと。 行動をコントロールする力を育てること 活動前に見通しを持てるようにし、自分で行動を調整できる経験を積み重ねること。 適切なコミュニケーションを身につけること 場面に合った言葉の使い方や、友達との関わり方を学んでいくこと。 感覚調整と身体のコントロール ジャンプやぶら下がりなど全身を使う運動を取り入れ、感覚を満たしながら力加減や姿勢の調整力を高めること。 集中して活動へ移る力 静かな活動の前に体を動かす時間を設けることで、気持ちを整え、集中しやすい状態を作ること。 発達支援コーチの視点では、蓮さんは前庭覚・固有受容覚からの刺激を求める傾向があり、身体を十分に使うことで注意や行動のコントロールがしやすくなるタイプと考えられます。そのため、療育では運動遊びを十分に取り入れた後に机上課題へ移行する流れが、蓮さんの力を発揮しやすい支援方法と考えられます。 |
| 方針 | 身体の土台である脊柱の柔軟性と呼吸を整えることで、多動性や衝動性を身体の内側からコントロールできるよう支援します。本人の「やりたい」という意欲を尊重し、遊びの中で感覚を満たしながら、社会的なルールや対人関係の基礎を育みます。 |
| 長期目標 | 身体のコントロール力を高めて感情と行動を安定させ、周囲の状況や相手の気持ちを汲み取りながら、集団生活の中で適切なコミュニケーションが取れるようになる。 |
| 短期目標 | 全身を使った相同の動きや感覚統合遊びを通して、固有受容覚・前庭覚を十分に満たし、集中して課題に取り組む時間や、ルールを守って友達と遊ぶ経験を増やす。 |
| 提供時間 | 放課後利用(平日:15:30〜17:30、学校休業日:10:00〜16:00) |
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