| サービス種別 | 放課後等デイサービス |
|---|---|
| 年齢・学年 | 10歳 |
| 利用者及び家族の意向 | 言語の活性化、、コミュニケーションが上手になってほしい。 本人・・・言葉を話せるようになりたい、身体が大きくなって筋肉も付けたい |
| 児童の特徴 | 阪田健斗君の1年間の経過 阪田健斗君は、この1年間を通して、身体を大きく動かす遊びへの意欲が高まり、自分から遊びを選び、職員や他児と一緒に楽しむ姿が増えています。 利用開始当初は、水鉄砲、プール、滑り台など、前庭感覚や水の刺激を楽しむ活動が中心でした。遊びの中では、職員を狙って水をかけたり、繰り返し滑ったりするなど、好きな感覚を十分に味わっていました。 秋頃からは、毛布そり、バランスボール、回転遊具などにも参加し、揺れや回転、引っ張られる感覚を楽しめるようになりました。初めは自分のペースで活動する姿が多く見られましたが、次第に職員の動きをまねたり、友達と一緒に遊んだりする場面が増えています。 冬以降は、野球遊びへの関心が強まり、バットを振る、ボールを投げる、打ったボールを追いかけるなど、全身を使った活動に意欲的に取り組むようになりました。「やりたい」と自分の気持ちを伝えたり、職員の反応を見て笑ったりするなど、意思表示や人とのやり取りも豊かになっています。 春から夏にかけては、ドッジビー、綱引き、風船遊び、バドミントン、バッティングマシーンなど、遊びの幅がさらに広がりました。友達の輪に自分から入る、相手の動きを予測してボールを投げる、職員と力を合わせるなど、集団参加、協調運動、対人面の成長が見られています。 好きなこと 水鉄砲、プール、滑り台、水風呂などの水遊び 毛布そり、ハンモック、回転遊具、バランスボール バッティングマシーン、野球、ボール投げ 綱引き、ロープ遊び、タオル引き ドッジビー、風船、バドミントン 砂遊びや型はめパズル 暗い場所や秘密基地のような落ち着ける空間 職員と追いかけ合ったり、反応を楽しんだりする遊び 自分で選び、繰り返し取り組める活動 特に、揺れる・回る・滑る・引っ張る・投げる・打つといった、前庭感覚、固有受容感覚、全身運動を伴う遊びを好んでいます。 苦手なこと・配慮が必要なこと 記録上、明確に強く拒否する活動は多くありませんが、次のような傾向があります。 初めての活動では、様子を見てから参加することがある 自分の好きな遊びに集中すると、周囲への注意が向きにくくなる ボールの距離や方向、相手との位置関係を調整すること スピードのある動きの中で、姿勢やバランスを保つこと 右手と左手、上半身と下半身を別々に使う複雑な動き 興奮が高まった際に、力加減や動きを調整すること 集団遊びのルールや順番を意識し続けること ただし、職員が遊びに入り、見本を示したり、一緒に楽しんだりすることで、取り組める活動が増えています。 今後の課題 1.身体の協調性をさらに育てる 投げる、打つ、蹴る、引っ張るなどの活動を通して、目と手の協応、左右の手の協調、上半身と下半身の連動を育てていく必要があります。 特に、バットを振る際の体幹回旋、ボールを追う際の視線移動、タイミングを合わせる動きにつなげていくことが大切です。 2.バランス感覚と姿勢保持 揺れや回転を楽しめていますが、スピードのある動きの中では姿勢調整が必要です。バランスボール、毛布そり、滑り台、ロープ遊びなどを使いながら、身体の中心を意識し、安定して動ける力を育てます。 3.力加減と身体のコントロール 投げる、引く、叩く、打つ活動の中で、「強く・弱く」「速く・ゆっくり」といった力の調整を経験することが必要です。本人の好きな野球や綱引きを活用すると、自然に学びやすいと考えられます。 4.集団遊びへの参加 友達の輪に入ったり、他児と一緒にボール遊びをしたりする姿が増えています。今後は、簡単なルールのある遊び、順番を待つ遊び、役割を交代する遊びへつなげていくことが課題です。 5.気持ちや希望を言葉で伝える 「やりたい」など、自分の希望を表現できる場面が見られています。今後も、「もう一回」「交代して」「貸して」「終わり」など、遊びに必要な言葉や意思表示を増やしていくことが大切です。 総合的な方向性 阪田健斗君は、好きな感覚遊びや全身運動を入口にすることで、身体の使い方だけでなく、人との関係や集団参加も伸びていると考えられます。 今後も、本人が「やりたい」と感じる野球、水遊び、揺れ・回転遊び、引っ張り遊びを十分に取り入れながら、無理に正しい動きを求めるのではなく、繰り返し楽しむ中で、身体の調整力、力加減、協調性、コミュニケーションを育てていくことが重要です。 |
| 方針 | 本人の「やりたい」という意欲を最優先に、大好きな野球や水遊びを通して身体の土台を整えます。脊柱の柔軟性と呼吸へのアプローチを軸に、身体のコントロール力を高めることで、情緒の安定と言語の活性化、そして集団の中での円滑なコミュニケーション能力の獲得を目指します。 |
| 長期目標 | 全身の連動性と脊柱の柔軟性を高め、自分の感情や意思を豊かな言葉と動きで表現できるようになる。 |
| 短期目標 | 野球や集団遊びの中で、力加減の調整やルールへの理解を深め、友達とリズムを合わせて活動を楽しむ。 |
| 提供時間 | 放課後(平日)および学校休業日 |
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