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基本方針・全体目標 (無題)

サービス種別放課後等デイサービス
年齢・学年10歳
利用者及び家族の意向不安が強い、切り替えが難しい、コミュニケーションを向上させたい、運動能力の向上
児童の特徴得意なこと
全身を使った遊びや運動
アスレチック・ウンテイ・綱渡り・鬼ごっこなどへの挑戦
お友達とのごっこ遊びやチャンバラ遊び
繰り返し挑戦してコツをつかむこと
発想豊かな遊びや表現活動
好きなこと
戦いごっこ、追いかけっこ、プロレス遊び
川遊びやウォータースライダーなどの水遊び
公園や自然の中での活動
イベントや集団活動
お友達や職員と一緒に遊ぶこと
苦手なこと
疲れた時や思い通りにならなかった時に気持ちが落ち込みやすい場面
予定変更や体調面での波
不安定な場面では慎重になる様子もみられる
課題
気持ちの切り替え
疲れた時の体力調整
周囲との距離感や力加減
落ち着いて行動すること
1年間でできるようになったこと・成長
最後までやり切る力がついてきた
何度も挑戦し、自信を持てる場面が増えた
身体の使い方やバランス感覚が向上した
お友達との協力ややり取りが増えた
「やってみたい」という意欲が強くなった
4月頃よりも身体をしっかり使える姿が多く見られるようになった

宗安君らしい元気いっぱいの姿と、「挑戦したい」という気持ちが大きく伸びた1年だったことが伝わってきます。
方針本人の「挑戦したい」という意欲を尊重し、身体の土台となる脊柱の柔軟性と呼吸を整えることで、感情の安定と自己コントロール能力を育みます。全身を使った遊びの中で「やりたいことをやり切る」体験を積み重ね、自信を持って周囲と関われるよう支援します。
長期目標身体のコントロールを通して感情の柔軟性を高め、自分の力を適切に発揮しながら、お友達との調和を楽しめるようになる。
短期目標呼吸や脊柱へのアプローチにより不安を緩和し、遊びの中で力加減や活動の切り替えをスムーズに行えるようになる。
提供時間放課後利用時:2時間〜3時間、学校休業日:4時間〜6時間

支援内容の提案

※各項目の「この案を採用する」をチェックしてから「採用案を保存」または印刷すると、選んだ案だけが印刷されます。

項目: 気持ちの切り替え
案1

目標:
脊柱の柔軟性を高め、心理的な切り替えをスムーズにする

内容:
不安の元となる脊柱の固さをとるため、バランスボールや大トランポリンで背面の柔軟性を高めます。身体が緩むことで、予定変更などの漠然とした不安を和らげ、次の活動へ前向きに向かえるよう身体からアプローチしていきます。

領域: 認知・行動
案2

目標:
呼吸のコントロールを通して、感情の波を穏やかにする

内容:
思い通りにいかない時の落ち込みに対し、シャボン玉や水吹き遊びで「しっかり吐き切る」呼吸を促します。息を吐き切ることで脱力を促し、アドレナリンが出すぎた状態をリセットして、落ち着いて次の行動を選べるよう支援します。

領域: 健康・生活
案3

目標:
オノマトペとリズムを用いて、動きの切り替えを助ける

内容:
言葉だけの指示ではなく「シュッ」「パッ」といったオノマトペやリズムを動きに合わせ、脳を活性化させます。ストップ&ゴーの遊びを取り入れ、身体的な停止と開始を繰り返すことで、無意識下での切り替え能力を楽しく育てていきます。

領域: 認知・行動
項目: 周囲との距離感や力加減
案1

目標:
ボール遊びを通して、相手とのタイミングと距離感を学ぶ

内容:
1対1のボールの受け渡しを行い、相手の動きを見てリズムを合わせる練習をします。ボールという道具を介することで、直接的な接触によるトラブルを防ぎながら、相手との適切な距離感やタイミングといったコミュニケーションの基礎を養います。

領域: 人間関係・社会性
案2

目標:
チャンバラ遊びで、力の出力と抑制をコントロールする

内容:
大好きな戦いごっこにおいて、全力で出す力と、相手に合わせて止める力の両方を体験します。自分の身体の正中線を意識し、相同の動きから対側の動きへと繋げる中で、相手を傷つけない適切な力加減を身体感覚として習得していきます。

領域: 人間関係・社会性
案3

目標:
集団の中での役割を体験し、協調性を高める

内容:
ごっこ遊びの中で、自分の役割をやり切る経験を積みます。相手の反応を「活用(Yes, and)」して遊びを発展させる楽しさを共有し、自分の思いだけでなく周りの状況を俯瞰して見る力を、運動を伴う遊びの中で育てていきます。

領域: 人間関係・社会性
項目: 運動能力の向上
案1

目標:
脊柱から末端への発達の流れを整え、不器用さを改善する

内容:
ウンテイや綱渡りなどの粗大運動を通し、脊柱から肩甲骨、肘、手首へと繋がる発達の流れを強化します。大きな動きをやり切ることで、不安定な場面での慎重さを自信に変え、全身をよりスムーズに連動させて動かせるよう支援します。

領域: 運動・感覚
案2

目標:
足裏の感覚刺激により、バランス能力と姿勢保持を高める

内容:
裸足での活動を基本とし、足裏のメカノレセプターを刺激します。スラックラインや不安定なマットの上を歩く遊びを通して、前庭覚や固有受容覚を統合し、無意識下でも姿勢を崩さず、力強く身体を支える土台を創っていきます。

領域: 運動・感覚
案3

目標:
相同から対側への動きの移行を促し、複雑な動作を獲得する

内容:
両手両足で跳ぶ「相同の動き」を基礎に、左右を別々に使う「対側の動き」をアスレチック遊びに取り入れます。身体の左右差をなくし、両脳を統合させることで、より高度な運動や複雑な身体操作をスムーズに行えるよう促します。

領域: 運動・感覚
項目: 落ち着いて行動すること
案1

目標:
やりたいことをやり切り、内面からの満足感を得る

内容:
本人が選んだ遊びを最後までやり切れるよう環境を整え、見守ります。自発的な活動を完遂することで「未完了」によるイライラを解消し、心が満たされた状態を作ることで、多動傾向を落ち着きへと繋げていきます。

領域: 認知・行動
案2

目標:
エネルギーを出し切り、オンとオフの切り替えを学ぶ

内容:
鬼ごっこやプロレス遊びで、身体のエネルギーを全力で出し切る時間を作ります。出し切った後に、深い呼吸と共に脱力する時間を設けることで、自分の身体のスイッチを意図的にオフにする感覚を身につけ、静かな活動への移行を助けます。

領域: 健康・生活
案3

目標:
身体感覚への気づきを促し、自己調整力を育む

内容:
活動の合間に「今の心臓のドキドキはどうかな?」と身体の内側に目を向ける問いかけを行います。自分の身体の状態に気づくことで、疲れすぎる前に自分で休憩を選んだり、力みすぎている時に自分で緩めたりできる自己基盤を整えます。

領域: 健康・生活